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モンステラと白い壁
GOB外観

エイジングケアⅠ

血管

「若さ」=「血管年齢」

血管年齢が若ければ見た目も中身も若く、血管年齢が老けていれば見た目も中身も老けているという、科学的事実があります。

見た目年齢を大きく左右する肌の状態ひとつとっても、皮膚の細胞を維持する栄養や水分や酸素を届けているのは「血管」であり、その中を流れる「血液」です。血管の機能や活動が衰えれば、当然ながら肌へ必要なものを届ける働きも衰えます。

「血管」→「頭皮」→「毛髪」

血管には、「動脈」・「静脈」・「毛細血管」の3種類があります。
血管全体の99%を占めているのは毛細血管です。毛細血管は動脈と静脈の間をつなぎ、動脈からは、「栄養素」・「酸素」・「水分」を受け取り、静脈へ細胞から回収した「老廃物」・「二酸化炭素」を受け渡しています。

皮膚の下には毛細血管が隙間なく張り巡らされ、皮膚の機能と働きを生まれ変わるサポートをしています。そして、血管年齢が若いほど、血管がしなやかに広がるため、血流も良くなって血液がより多く、皮膚のすみずみまでとどきます。ところが加齢とともに、全身へ血液を運ぶ静脈の壁は厚くなり硬化して、しなやかさを失っていきます。これが、血管の老化。すなわち、動脈硬化です。さらに、動脈の末端につながる毛細血管も、加齢とともに減少してきます。

20代をピークに30代後半から徐々に減少し始め、60代になると20代と比べ40%もの毛細血管が失われると言われています。つまり、20代の頃よりも皮膚へ血管が届ける「美容液」が半減してしまうということです。

血管年齢を若くする

血行不良になる3つの原因
①運動不足
②乱れた食生活
③発汗が少ない

血行を改善するための4つの習慣
①こまめな水分補給
②エスカレーターを使わずに階段で移動する
③定期的なストレッチを行う
④シャワーで済ませず湯船につかる

血流を良くする食べ物・飲み物_edited.png
白い花
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白い花びら
白い花

エイジングによる基礎代謝

基礎代謝

体温維持、心臓や呼吸など、人が生きていくために最低必要なエネルギーのこと。
生きているだけで消費されるエネルギーで、私たちが1日消費するエネルギーのうち約70%を占めています。一般的に基礎代謝が高い人は筋肉量が多いといわれます。

年齢による1日あたりに基礎代謝で消費されるカロリー_edited.png
1日の推定エネルギー必要量_edited.png
代謝を上げる食べ物・飲み物_edited.png
代謝を上げる8つの方法_edited.png

ターンオーバー(新陳代謝)

「肌の生まれ変わりのサイクル」

①睡眠不足などによる生活の不規則化
②ストレス
③皮膚の過剰分泌や頭皮の乾燥化

これらの要因が引き金となりターンオーバー(新陳代謝)が乱れます。その結果、フケなどが発生しやすくなります。

エイジングによるターンオーバー

ターンオーバー…新しい皮膚が生まれて古い皮膚が剥がれ落ちるサイクルのこと
ターンオーバーの周期は年齢を重ねるとともに長くなります
10代…20日
20代…28日
30代…40日
40代…55日
50日…70日
60代…100

ターンオーバーが「乱れる」って?

新しい皮膚が生まれ古い皮膚が剝がれ落ちる流れが上手くいかなくなること。ターンオーバーには周期があり、20代の健康な方であれば作られた皮膚が剝がれ落ちるまで約28日かかると言われています。一般的にターンオーバーは28日と言われることが多いですが、実は20代と30代~40代では全く異なります。

ターンオーバーの乱れは色素沈着やニキビ跡の原因に!

シミやニキビ跡の原因となるメラニンも、ターンオーバーが遅くなると排出されずに、古い細胞とともに蓄積されます。これが繰り返されると、色素沈着が起こり、シミやニキビ跡の原因になります。剝がれ落ちるべき皮膚が角質層に蓄積することで、くすみの原因にもなります。ターンオーバーが乱れることで肌の透明感も失われます。角質層が厚い肌は光を反射しづらく、老けた印象に繋がっていきます。

ターンオーバーが乱れる原因_edited.png
日本人tターンオーバーの周期を整える方法_edited.png
ターンオーバーに必要な栄養素_edited.png
白い花
白い花びら
白い花
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女性ホルモン=美と健康

女性ホルモンは健康的な髪を生成・維持するためには欠かせません。

①髪の成長を促す
②コラーゲンの生成を促す
③太くハリ、艶のある髪を生成する
④ヘアサイクルの成長期を保つ
⑤基礎体温を上昇させる
⑥体内の水分を保つ

女性ホルモン

女性の美と健康に関わる重要な「女性ホルモン」

正直、よく分からない方も多いのではないでしょうか?
この女性ホルモンには2種類があるのをご存知でしょうか?
「エストロゲン」…女性らしさに関わる 卵胞ホルモン
「プロゲステロン」…妊娠をつかさどる 黄体ホルモン

体内で分泌される物質で様々な器官や組織をコントロールしています。
女性ホルモンに似た働きをする「大豆イソフラボン」


大豆製品に含まれる「大豆イソフラボン」は、「エストロゲン」と化学構造が似ており、よく女性ホルモンを増やすと誤解されますが、正しくは「エストロゲン」と“似た働き”をする成分です。特に40代以降、心身のゆらぎ対策に期待されています。大豆・豆腐・納豆・味噌など、日々の食事で摂ることができます。

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白い花びら

抗酸化力

エイジングにより増えてしまった活性酸素を抑えてくれる抗酸化力

近年、白髪との関連が分かってきたのは体の中で作られる「活性酸素」という物質です。活性酸素が増えるほど老化が早まり体のあらゆる機能や部分が老いていきます。つまり、活性酸素を増やさなければ、老化のスピードを遅くすることができるのです。

活性酸素_edited.png
40代か前後からの抗酸化力の低下_edited.png
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紫外線

紫外線を長年にわたって浴びることで、シミやシワ、弾力の低下といった肌の老化を促進します。年齢を重ねた肌ほど抵抗力が弱くなるため、頭皮の細胞も少しずつ破壊されていきます。頭皮はお肌に比べ3倍の紫外線を浴びています。そのため、抜け毛・薄毛の原因と言われています。

紫外線が与える頭皮への影響

そもそも紫外線とは?

太陽から地球に届く光は、赤外線・紫外線・可視光線(目に見える光)に分けられます。

紫外線は3種類
①UVC…オゾンなどで吸収され、地表には到達しない
②UVA…オゾンなどで吸収されるが、一部は地表に到達する
③UVB…物質を透過しやすく、雲などの影響を受けにくい

頭皮に悪影響を与える紫外線! ②UVAと③UVB

②UVA
肌に急激な障害を与える作用は弱いのですが、太陽から届く紫外線の約9割を占め、蓄積的なダメージを与え肌の奥の真皮まで侵入し、肌のハリや弾力を失わせます。また、すでにできているメラニン色素を酸化させ、肌を黒くさせる作用もあります。


③UVB
太陽から届く紫外線の約1割と量は少ないのですが肌への作用が強いため、短時間でも肌が赤くなるサンバーン(日焼けによる炎症反応)や、数日後に肌が黒くなるサンタン(色素沈着反応)を引き起こす作用があります。炎症やシミの原因となるだけでなく肌表面の表皮細胞やDNAを傷つけるなど、生体への影響が強いのです。

毎日の食事で紫外線予防ができる

①ビタミンA…人参・モロヘイヤ・ブロッコリー・トマトなど
皮膚や粘膜を保護し、肌の潤いやハリを保ちます。また、ビタミンAの1種である「バルミチン酸レチノール」は紫外線防止剤としての役割もあります。
炒め物などにすると!吸収率UP


②ビタミンC…ゆず、いちご、キウイ、グァバ、レモン、アセロラなど
メラニン色素の生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐだけではなく、コラーゲンの生成を助け、肌の弾力を保ちます。熱に弱い性質があります。


③ビタミンE「若返りのビタミン」…アーモンド、アボガド、うなぎなど
血行を良くし、老化の原因となる活性酸素の発生を防ぎます。
油に溶けやすい性質があるため油を使って調理すれば、体への吸収率が高まります。

食べる日焼け止め_edited.png
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​エイジングケアは睡眠・食・運動も大切です。詳しくは「エイジングケアⅡ」をご覧ください。

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